カナレット (Canaletto)

カナレット(Canaletto)、本名はジョヴァンニ・アントーニオ・カナール(Giovanni Antonio Canal, 1697年10月7日 - 1768年4月19日)はヴェネツィア共和国の景観画家、版画家である。ヴェドゥータ(都市景観画)を得意とした。

    父親であるベルナルド・カナールも画家であったことから区別するために「小カナル」(カナレット)と呼ばれるようになった。1719年ごろローマで、父親とともに、劇場舞台背景絵画制作をやっていた。1720年までにはヴェネチアに帰ってきている。1726年以前から英国人の顧客をもっていて、特に大商人でヴェネチアにおける英国商人の代表でもあったジョゼフ・スミス(Joseph Smith)をパトロンとした。スミスはカナレットの作品を外の英国人へ売る画商でもあった。1746年~1756年に数度英国滞在して作品を制作したので、英国の風景を描いた作品も多い。カナレットは晩年も健勝で視力が確かであったらしく、『サン・マルコの聖歌隊』という素描絵には、『我ズアネ・アントニオ・ダ・カナル、ヴェネツィアにてサン・マルコ・ドゥカーレ教会の聖歌隊をメガネ無しで描く 68歳 1766』と書いてある。

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